鹿児島県内でも新型コロナウイルスの感染が拡大しており、豪雨による災害も発生致しております。感染された皆様方の一日も早いご回復を心よりお祈りすると共に、豪雨災害の被害に遭われた皆様方が一日も早く日常を取り戻されるよう心よりお見舞い申し上げます。
このダブル災害の最中に、鹿児島県の舵取りをお任せする鹿児島県知事の選挙が行われております。
この選挙でご当選された方は、ご就任直後からコロナと豪雨による被害の対策に着手されなければなりません。
この畳み掛けるように来襲する未曾有の災害を乗り切るためには、かつてないほどの迅速な判断と対応が求められます。
この前代未聞の災害を乗り切り、鹿児島県を復興から発展へと導ける方は、今回の鹿児島県知事候補者の中では、経験と決断力と即戦力をお持ちの、いとう祐一郎候補しかいらしゃらないと考えます。
このコロナも豪雨もミカンコミバエも拡大するかもしれないという状況下に於いては、とてもではありませんが新人の方が対処出来るものではありません。
もしも新人の方が知事にご就任されたとしたら、知事としての日々のルーティーンを学び、鹿児島県の事業や職員を把握し、それと同時に迅速に災害対策を練り上げて実施するなど、ほとんど不可能に近いと考えます。
そして、4年前までに、伊藤祐一郎前知事が451億円もの財源不足を解消してくださったにもかかわらず、現在の鹿児島県は、今年度当初予算編成時には87億円もの財源不足が見込まれるなど、財政も危機的状況に再び陥っております。
この財政危機・コロナによる経済危機・豪雨災害による危機を乗り越えられるのは、経験・迅速で的確な判断力・決断力・即戦力をお持ちのいとう祐一郎候補しかいらっしゃいません。
実は私は、7年前に伊藤祐一郎前知事のリコール運動に参加し、前回の県知事選挙では現職を応援させて頂きました。
その理由は、当時の伊藤祐一郎前知事が1億1800万円を使って、撤退されそうになった上海航路を維持するために、県庁職員1000人を上海へ派遣する計画を出されたり、330億円かけてスーパーアリーナを整備する計画などを出していらっしゃったからです。
当時の私としては、伊藤祐一郎前知事は、私たち鹿児島県民が一生懸命働いて納めた税金を使い切ることしか考えていらっしゃらないのではないか、例えば上海航路を維持したいのであれば、鹿児島から上海に行って上海にお金を落とすのではなく、同じ予算をかけるのであれば、上海の企業などを鹿児島にお招きして、上海企業と鹿児島の企業が繋がるように鹿児島で見本市などを開催し、確固たるビジネスが上海と鹿児島の間に生まれれば、必然的に上海航路の利用者が増えるのではないか、と考えました。
また、日々の生活すらままならない県民の方々が多くいらっしゃる中で、スーパーアリーナなど税金をかけて整備する必要はないのではないか、と当時は考え、リコール運動に参加させて頂きました。
そして、4年前の県知事選挙の際には、私が県議会議員をさせて頂きましてから約2年間、伊藤祐一郎前知事と県議会で議論させて頂く中で、伊藤祐一郎前知事は「鹿児島が稼ぐこと」に予算を付けられない方だと考え、現職を支持させて頂きました。
一例を申し上げますと、当時マリンポートに大型クルーズ船が寄港する際には、入国管理施設がないため、30人ほどの福岡からの入国管理局の職員の方々がそれぞれパソコン・指紋スキャナー・カメラなどを大型クルーズ船内に持ち込まれて、薄暗いレストランでパスポートのチェックをする場所を確保され、約4000人の乗客の方々のパスポート確認に約4時間ほどかかっていたため、折角鹿児島に来られても、その時間がかかるパスポートチェックにより、鹿児島で下船して観光やお買い物をする意欲を乗客の方々から奪っているような状況でした。つまり、折角大型クルーズ船がマリンポートに寄港されても、鹿児島にお金が落ちにくい状況となっておりました。
当時、大型クルーズ船の誘致を進めていた国は、大型クルーズ船対応の入国管理施設の整備に対して補助金を出しておりましたが、伊藤祐一郎前知事は、どれだけお願いしてもその補助金を取りに行ってくださいませんでした。
他にも同じように、観光業振興のための様々な補助金を取りに行ってくださらなかったため、観光業は鹿児島県の基幹産業の一つであると考えていた私は、4年前の県知事選挙では、民間ご出身の現職を支持させて頂きました。
しかしながら、今になって伊藤祐一郎前知事が、どれだけ鹿児島県の発展のために力を尽くしてこられたのかということを理解することとなりました。
例えば、2016年からの4年間、鹿児島県が和牛日本一に輝いたり、輸出額が過去最高になったり、農業産出額が北海道に次いで全国2位となったのは、伊藤祐一郎前知事が12年間で種を撒いてこられたものが花開いただけなのだ、ということに気付いたのです。
また、私が前回の県知事選挙で伊藤祐一郎前知事に反対したのは、「鹿児島が稼ぐこと」に予算を付けられなかったからである、と県議会の先輩方とお話させて頂いた際に、その先輩方から、伊藤祐一郎前知事がどれだけ鹿児島県の農林水産業と観光業に予算をつけてご尽力されてこられたか、ということも教えて頂き、自分の勉強不足と認識不足を反省したところでございました。
鹿児島県民の多くの皆様方は、以前の伊藤祐一郎前知事が上から目線であったり、女性蔑視なのではないか、ということで、毛嫌いされていらっしゃるかも知れません。
私個人は、伊藤祐一郎前知事のそのような態度は、よくある知事の態度なのだろうと思い、気にもしておりませんでしたが
今回の県知事選挙の前に、お久しぶりにお会いしたいとう祐一郎候補は、以前のお高くとまったお堅い雰囲気は全くなく、4年間お孫さんと過ごされたからか、とても柔らかい笑顔の可愛らしい優しい方になっていらっしゃいましたので、大変驚きました(≧∀≦)
いとう祐一郎候補は、もちろん私がリコール運動に参加したことも、前回は現職を支持したこともご存知ですが、そんな私に対してもとても優しく、素敵な笑顔でお話してくださいました。
そして、勉強がてらお伺いさせて頂きました、いとう祐一郎候補の出陣式では、4年前の選挙では、やっつけ仕事でマイクを取られていたようないとう祐一郎候補が、「4年前に自分の不徳の致すところで落選し」というお言葉から始まり、なぜ今回出馬するに至ったのか、鹿児島県をどうしたいのかの思いを、とても真摯に心から語っていらっしゃるお姿を拝見させて頂きまして、驚きと共に大変感動致しました。
また、選挙の出陣式は儀礼的になりがちだと思うのですが、今回のいとう祐一郎候補の出陣式は、とても温かい雰囲気の出陣式であり、参加された多くの方々が、真っ直ぐにいとう祐一郎候補の言葉に耳を傾けていらっしゃる様子にも感動致しました。
私は、今回の県知事選挙候補者の中で、現在トップを争っていらっしゃると言われている3名の方には、何度もお会いしております。
3名の方に何度もお会いして、お話を伺う中で、やはり今回の県知事選挙では、経験・迅速な判断力と決断力・即戦力が突出していらっしゃる、いとう祐一郎候補だけが、この鹿児島県を財政危機・コロナによる経済危機・豪雨災害による危機から救うことが出来ると考えております。
これらの危機が全くなく、例えば財政危機1つだけであったならば、新人の方でも勉強しながらご対応頂けたと思いますが、今は対応しなければならない危機が多すぎます。現に、地方自治や緊急事態のご経験がなかった現職知事のコロナ対応は、混乱を来しております。
今回の県知事選挙は、この鹿児島県が未曾有の危機から立て直すことが出来るかどうかの瀬戸際の選挙となります。
この緊急事態を抜け出すことが出来るのは、経験・迅速で確かな判断力と決断力・即戦力のいとう祐一郎候補しかいらっしゃいません。
鹿児島県民の皆様、私たちの鹿児島県を救うために、今回はいとう祐一郎候補へ、皆様おひとりお一人のお力を賜りますよう、心から心からお願い申し上げます。