【鹿児島県議会 臨時会開会(^O^)】

日が長くなり、朝の日の出も早くなって、すっかり初夏の雰囲気になってまいりました鹿児島市ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本日から、4月に行われました県議選後、初めての鹿児島県議会 臨時会が、5月10日(金)までの予定で開会致しました。

この臨時会では、主に議長・副議長の選挙や、常任委員会の委員の選任が行われます。

本日の本会議場では議長・副議長の選挙が行われました。

この議長・副議長選挙は、鹿児島県議会会議規則に則って、粛々と行われます。

議長が決まるまでの間は、地方自治法第107条において、議長・副議長の「選挙を行う場合において、議長職務を行う者がないときは、年長の議員が臨時に議長の職務を行う」とされておりますので、

今回は、田之上 耕三議員(自民党、霧島市・姶良郡区選出、9期目、76歳)が最年長議員ということで、議長が決まるまでの間、臨時議長を務められました。

そして、その選挙の実施方法も鹿児島県議会会議規則に定められている通り、まず議長(この場合は臨時議長)が選挙を行う旨を宣告され、

その選挙を行う宣告の際に、議場にいない議員は、選挙に参加することが出来ないということで、

議場の出入口が全て施錠されます!!!(°_°)

出入口が閉鎖されたら、議長が出席議員数を報告して、

投票用紙が配布され、

議会事務局の方が壇上から、とても年季の入った投票箱の中身が空であることを、議員と臨時議長に見せて(この所作がかっこいいのですが、私の拙い言葉では表現しきれずに誠に申し訳ございません(^^;;)、

投票箱が空であることが確認されたら、議員名簿順(①当選回数の少ない方から多い方へ、②在任期間の短い方から長い方へ、③年齢の若い方から年長の方へ)に名前が呼ばれて、

呼ばれた順に登壇して投票箱に記入した投票用紙を入れます。

その後、臨時議長が指名する開票立会人(自民党から1名、次の最大会派である県民連合から1名)立ち会いのもと、票数が確認されます。

そして、その結果を臨時議長が発表されて、新しい議長が選出されたら、新議長就任のご挨拶の後は、新議長が議長席に着席されて、副議長選挙が同じ手順で行われます。

今回の議長選挙は、
外薗勝蔵議員(自民党・薩摩川内市区) 42票
柳誠子議員(県民連合・鹿児島市郡区) 8票
平良行雄議員(共産党・鹿児島市郡区) 1票

という結果で、外薗議員が新議長に就任されました。

続いて行われた副議長選挙は、
桑鶴勉議員(自民党・鹿児島市郡区) 41票
前野義春議員(県民連合・鹿屋市垂水市区) 9票
平良行雄議員(共産党・鹿児島市郡区) 1票

という結果で、新副議長には桑鶴勉議員就任されました。

令和第1回目の定例会は6月に行われる予定で、詳しい日程は明後日示される事になります。

写真は、先日三島村から帰る途中のフェリー上から撮影した桜島さん(^O^)