【鹿児島県議会 臨時会 閉会しましたm(__)m】

気がついたら、鹿児島市加治屋町の電車通り沿いの銀杏並木が、いつの間にか可愛らしい小さな新芽の新緑から、青々とした大きく立派な葉の深緑に変わっており、光陰矢の如しをしみじみと感じておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

4月の改選後、初の議会開催となりました鹿児島県議会の臨時会は、本日閉会致しましたm(__)m

本日は主に5つの常任委員会と議会運営委員会、災害対策協議会、桜島火山対策協議会、広報委員会、請願・陳情検討会、監査委員の委員の選任と、各委員会の委員長・副委員長の互選が行われました。

午前10時からの本会議開会に先立ちまして、午前9時半から全員協議会(略して全協(^O^))が開会されまして、その中で事前に希望を取って世話人会でも確認された、各委員会の委員の構成が示されます。

この全員協議会は、「県政の課題及び議会の運営等に関し協議又は調整を行うため」設置されており、全議員が出席します。

議会というと、本会議場で議論が交わされているイメージがありますが(^^;;、実は開会日と閉会日の本会議場で議論が交わされることはほとんどありません(^^;;

恐らく、本会議場で議論を交わすことになると、51人の議員の意見をまとめる事が難しく、また本会議場での発言は全て議事録に残ってしまうことから、

特に閉会日の本会議をスムーズに進行するために、事前に世話人会や会派代表者会議や議会運営委員会(いずれも、ほぼ各会派の代表者が集まって議論する)や各常任委員会などで議論が交わされ、

閉会日の本会議場ではその結果が報告される、というのが鹿児島県議会の流れになっております。

本日の議題である各常任委員会や協議会や検討会などの委員の選任には時間もかかることから、事前に希望が聴取されて、世話人会で委員の構成案が検討されて、その結果を全員協議会で本会議前に示して、問題がなければ、本会議場で報告される、ということになります。

各委員会の任期は1年となっておりますので、委員の選任は通常は3月議会の最後に行われます。

今回は改選後のため、5月に臨時会として議会が開かれたということになります。

午前10時に本会議が開会となりましたら、議長から各委員会室で委員長・副委員長の互選を行うために本会議をしばらく休憩する旨が伝えられ、

鹿児島県議会で言いますと、議会庁舎の6階にある本会議場から5階にある各委員会室に全議員が移動して、

各委員会室で委員長・副委員長の互選が行われます。

この委員長・副委員長の互選に関しても、世話人会でどの会派がどの委員会の委員長・副委員長を務めるかも事前に協議されており、

その結果、どなたが委員長・副委員長を務められるかも、割り振られた会派内で事前に決められております(^^;;

各委員会室に議員が移動したら、委員長・副委員長の互選が行われるのですが、指名推薦という形の互選が行われます。

今回は委員長が決まるまでは年長の議員が仮委員長を務め、委員長の互選をするのですが、

先ず仮委員長が委員長を推薦する方を指名して、指名された委員が委員長を推薦する、という方法が取られます。

この委員長を推薦するために指名される議員も、スムーズな運営のために事前に申し合わせてあり、どなたを推薦するかも段取りが決まっているので、ドキドキすることはないんです(^^;;

委員長が推薦されたら、仮委員長が全委員の異議が無いことを確認して、新委員長が就任することとなります。

そして、新委員長の就任後には、新委員長が委員長席に着座して、副委員長の互選が同じ方法で行われます。

委員長・副委員長が各委員会室で決定されたら、その結果が議会運営委員会にはかられて、問題がなければ、

本会議場に再度全議員が集まって、各委員会の委員長・副委員長が議事課長から報告され、全議員の異議が無いことを議長が確認して、正式に決定されました。

令和に入って初となる定例会の6月議会は、現在のところ6月10日開会予定となっております。

それまでの間、5月中には各常任委員会の行政視察が行われることになります。

写真は文とは関係ありませんが(^^;;、先日の三島村視察からフェリーで帰る途中の、船上から撮影したカッコイイ男前な硫黄島さん(^O^)